株式会社 藤製作所

「あにまるすまいる」への賛同のきっかけは、以前より、別の開発事業で、伊藤先生と面識があり、色々とお話をさせて頂く中で、「物言わぬ、犬ちゃん、猫ちゃん、その他、多くの動物、ペット達の為に何か、出来ることがないかと模索している。」とお聞きし、弊社では、人間用に、薬剤を使用せずに、水道水をスチームとして発生させて車いすの殺菌装置をかつて開発した実績もあるので、これらの技術と新しい技術を応用して、動物にも役に立てる機器開発を実現できればという思いで、入会を決定しました。

ペットとして、小動物を飼っている私自身、常に気がかりな存在でもあります。

人間は、「痛い、苦しい」と声を発することが出来ます。しかし、動物は、声を発することが出来ません。だからこそ、その気持ちも何とか、汲み取り、「幸せ」な気持ちになれたらと常に考えています。

是非、この会で、共に先生方とも連携を組み、少しでも、多くの動物が助けられる活動が出来るように、企業としても努力を継続したいと考えております。

http://www.fuji-sss.co.jp/

鳥取大学農学部共同獣医学科獣医外科学教室岡本芳晴先生

One health -医学と獣医学の融合 –

2012年、米国の心臓専門医であるバーバラ・ホロウイッツ先生の「人間と動物を一緒にみる」という本が発表され、大きな話題を呼びました。いわゆる、one healthの概念が大きく認知されるきっかけとなりました。この本は2014年に日本語訳が発行されました。私自身もこの本を読んで、ヒトの病気と動物の病気の共通性を改めて学びました。また2014年にはWHOから耐性菌の発生を抑えるための抗生剤の適正使用が勧告され、2016年に日本でも2020年までに抗生剤の使用を3割減らす目標があげられました。これを受けて厚生労働省、農水省が合同で耐性菌の抑制のシンポジウムが企画されるまでになっています。まさにone health、医学と獣医学の融合です。

私自身、専門は外科学です。特に最先端のがん治療を研究しています。2010年より、千葉大医学部田村先生と共同で開発したインドシアニングリーン修飾リポソーム(ICG-Lipo)と光を用いたがん治療は、現在多くの開業獣医師に使用していただいています。この治療が将来的に人医療につながればとの思いです。

岡本先生1          岡本先生2

治療前              治療後3か月

上記は猫のリンパ腫で、ICG-Lipoと光を用いて治療し、完解になった症例です。

慶応義塾大学 医学部 外科学教室 一般・消化器外科および MatriSurge株式会社代表 八木 洋先生

2010年に米国から帰国し10年かけて慶應義塾大学医学部で研究開発を続けてきた成果をいち早く患者様の元に届けるため、この度、日本医療研究開発機構(AMED)、東京都の先端医療機器アクセラレーションプロジェクト「AMDAP」およびJSR・Keio University Medical and Chemical Innovation Center「JKiC」の支援を受け、慶應義塾大学発ベンチャーとしてMatriSurge株式会社を創業いたしました。自分がライフワークとして目指す臓器再生医療の実現化のために、最初のハードルを越える大切な第一歩として、この事業では「脱細胞化」という技術を使ってブタから抽出したコラーゲンなどを含む細胞外マトリックス骨格が、組織の自己再生力を促す特徴を持つことを利用して、病気や怪我で失われた組織・臓器を修復させる画期的な機能を持つ新しい医療材料の開発・製造を進めています。カラーマークセンター

https://www.matrisurge.co.jp/company/

株式会社シード

わたしたちは、「“見える”をサポートする」を使命としてコンタクトレンズや眼鏡、ケア用品の製造・販売を行っています。2011年からは、眼の不自由な方の見えるもサポートしたいという思いで、盲導犬の育成支援や啓発活動を始めました。そのような活動がきっかけで動物たちのQOLの向上を目指して開発されたのが、動物用治療用コンタクトレンズ「わんタクト」です。通常のコンタクトレンズは視力を矯正することが目的ですが、わんタクトは絆創膏や眼帯のように、眼を保護することが目的です。同様の製品はこれまでも存在していましたが、わんタクトは犬種ごとに角膜の測定データを解析し落ちにくい設計になっているところがポイントです。このわんタクトのポイントは、「一般社団法人あにまるすまいる」の活動の中での大学との関係構築や獣医の先生方とのつながりの中で生まれました。医療現場の声を反映させ、現在は犬用の「わんタクト」で4規格、猫用の「にゃんタクト」で1規格の製品展開ですが、将来的にはよりきめ細かい要望に対応できるようなラインアップにしていきたいと考えています。その他にも、獣医の先生方をサポートできるような検査用医療機器も取扱いをしております。ものいわぬ動物たちのために、これからも当社の技術が少しでも動物医療現場の役にたてればうれしく思います。

わんにゃん集合PKG

https://www.seed.co.jp/animal/

東京工業大学未来産業技術研究所  沖野晃俊先生

以前,プラズマはその高温を利用して物質分解や核融合などに使われていましたが,近年,室温から100℃程度の大気圧低温プラズマが開発され,状況が大きく変わってきました。このプラズマは低温のため,熱を利用する事はできませんが,プラズマ中では高密度の活性種が生成されるため,この活性種によって物質分解,表面処理,殺菌などが可能です。

沖野先生

さらに,低温のため,写真のように生体にも安全に照射する事ができますので,傷口の治癒促進や,低温で高速な止血などが可能になります。我々は,この特性や特徴は,ものいわぬ動物たちの治療に大変適していると考え,獣医学,医学,歯学,薬学などの先生方に協力して頂いて研究をすすめています。

プラズマを液中にバブリングすると活性種を導入できますので,液中の殺菌が可能です。最近流行のマイクロバブルバスに併用すればいいのではないかと考えています。どなたか実用化して頂けませんか?

ちなみに,うちのお嬢様は沖野モカといいます。野菜と散歩が大好きな7歳のトイプーです。

モカちゃん

東工大沖野研究室 : http://ap.first.iir.titech.ac.jp

第2回学術奨励賞 公募開始について

あにまるすまいる学術奨励賞募集案内

「一般社団法人あにまるすまいる」では、ものいわぬ動物たちのQOL向上に関する若手研究者の育成を目的として「第2回学術奨励賞」の公募をいたします。

たくさんのご応募をお待ちしております。

第2回あにまるすまいる学術奨励賞募集要項.pdf

第2回あにまるすまいる学術奨励賞応募申込書.pdf

第2回あにまるすまいる学術奨励賞応募申込書.word

第2回あにまるすまいる学術奨励賞_ポスター

伊藤代表理事インタビュー

 まずは一般財団法人を立ち上げるきっかけについて教えてください

産業界と学問界を経て、生来の業である獣医師として鳥取大学に赴任しました。この間、「ものいわぬ動物たち」のために自分にしかできないことがあるのではないかと考え続けていました。そして今、各界からの後押しをいただき、皆の力を結集することで、「ものいわぬ動物たち」のためにできることがみえてきました。

― ご自身で今も心に残っている職務経験は。

横浜市立大学医学部時代に眼科臨床研究として、新しい手術の術式や原因不明であった疾患の病原体を明らかにできたことです。網膜硝子体手術の中で、困難とされていた黄斑前膜の新しい術式を開発し全世界に普及できたことです。

― 「あにまるすまいる」だからこそできる社会貢献についてお聞かせください。

「ものいわぬ動物たち」の声を各界の研究者・技術者が思い図り、彼らが本当に求めていることに答えることができます。疑うことなき「信頼」に対し「安心」を返したい。

― 多彩な人材・企業で構成されている「あにまるすまいる」ですが、最大の強みは何だと思われますか?

情熱に満ち溢れた各界の第一線メンバーが集まっていることです。

― 今「あにまるすまいる」が取り組んでいることは何ですか?

3大テーマである「見える」「アタックねこ腎臓病」「やさしいガンの治療」に取り組んでいます。

「見える」では、わんちゃん・ねこちゃんのコンタクトレンズの開発・発売に成功し、角膜の病気を治しています。

「アタックねこ腎臓病」では、今はまだ判っていない血液や尿中のマーカーを探し出して、早期診断法・予防法・治療法を開発します。

「やさしいガンの治療」では、正常部とガン部の境界を明らかにします。そして、ガンだけを光で攻撃します。

― ここからは個人的なお話しを少し。 座右の銘は何ですか?

「流汗悟道」です。汗を流して道を悟る。動物臨床医学研究所の山根理事長からいただいた言葉です。

― いちばん好きな食べ物は?

お米おいしいですよね。あとはフルーツ、みんな好きだけど1つだけあげるとしたら・・・リンゴかな。

― これまでの人生で影響を受けた方は?

山根先生と小谷先生です。

山根先生は動物臨床医学研究所の理事長です。小谷先生は医学部眼科学時代に、獣医の眼科学へ導いてくれた方です。

― 好きな本はありますか?

宮本武蔵です。最近読んでいるのは永井荷風の小説です。

― 1年間海外で過ごすとしたら、どの国に行きたいですか?

南の島、西サモア島。大学の卒業旅行で行ってとてもよかったから。

― 最後に今後目指す姿をお聞かせください

あまり先は考えていません。今はこの立ち上げた財団に全力を注ぐだけです。

そして次の世代へ志をつなげてゆきたい。

1に人格、2に情熱、

        グルーブ感をもった仲間たちと走りはじめた。

  

 

 

                                                                                  

第40回動物臨床医学会記念年次大会参加報告

2019年11月15日(金)、16日(土)、17日(日)に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催され、参加数約4,549名(獣医師1,474名、動物看護師380名、学生245名、一般市民950名、出展企業関係者1500名)、展示協賛企業数185社、展示268ブースと記念大会にふさわしく、盛大なものでした。

当法人も昨年に続いて参加し、会員である「PEPPY・新日本カレンダー株式会社」「株式会社シード」「株式会社タウンズ」「株式会社秋山製作所」の4社と共同ブースを出展しました。ブースには獣医師の先生方をはじめ看護師や学生の方々の姿も多く見受けられ、各企業が持つ動物たちのQOL向上のための商品 を展開し賑わいを見せていました。

<動物関連出展商品>

株式会社秋山製作所: 動物用マイボーム腺圧迫セッシ 他

株式会社シード:動物用治療用コンタクトレンズ「わんタクト」「にゃんタクト」他

PEPPY:ビー・ブラウン・エースクラップ社 小動物用クリッパー「Isis」 他1221

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11月22日はあにまるすまいるの日です!

本日11月22日はあにまるすまいるの日と制定されています。

今回は事務局メンバーの自慢の家族を紹介します!

今後もあにまるすまいる会員の皆様の大切な家族を紹介していきますので是非チェックしてみてくださいね!

  1. ペットのお名前
  2. 種類
  3. 年齢
  4. ペットへメッセージ

エントリーNo.1

かろたんるいきゅん

  1. カロン(Calon) ルイ(Louis)
  2. ラグドール
  3. 2歳3ヵ月
  4. こんなかわいい生き物が世の中に存在するなんて信じられない奇跡です!

元気に長生きしてね。

エントリーNo.2

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  1. ルーナ・ラブグッド・O
  2. スコティッシュフォールド
  3. 2歳半
  4. ルーナ王子へ。王子がいない生活は考えられません。

ママのところへきてくれてありがとう。これからも楽しく暮らそうね。

 

エントリーNo.3

らきたん

  1. ラッキー
  2. キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
  3. 2歳半
  4. 今年の冬もたくさん出掛けようね♪

会員の皆様も是非かわいい家族を自慢してくださいね!

 

 

第1回「一般社団法人あにまるすまいる学術奨励賞」結果報告

ものいわぬ動物たちのQOL向上のために、優れた若手研究者の育成を目的として開催された「一般社団法人あにまるすまいる学術奨励賞」における、第1回の受賞者3名を選出いたしました。

《審査委員会》
審査委員長  山根 義久(公益財団法人 動物臨床医学研究所 理事長、東京農工大学 名誉教授)
審査委員   大倉 一郎 (東京工業大学 名誉教授)
伊奈川 秀和 (東洋大学 社会学部 社会福祉学科 博士(法学))

《第1回 一般社団法人あにまるすまいる 学術奨励賞 受賞者》

◆最優秀賞
<氏名>水野 拓也(みずの たくや)
<所属>山口大学 共同獣医学部
<職位>教授
<研究テーマ>
犬の悪性腫瘍に対する新規治療法の開発

◆優秀賞
<氏名>田島 一樹(たじま かずき)
<所属>北里大学 獣医学部・小動物第2内科学
<職位>助教
<研究テーマ>
レバミピドの結膜におけるTNF-α産生抑制とマクロファージ遊走の抑制効果

◆審査委員特別賞
<氏名>大崎 智弘(おおさき ともひろ)
<所属>鳥取大学農学部 共同獣医学科獣医外科
<職位>准教授
<研究テーマ>
小動物臨床における5-アミノレブリン酸の有用性

なお授賞式並びに受賞記念講演は来年に開催し、受賞者には当法人から研究助成金(最優秀賞 15万円、優秀賞 10万円、審査員特別賞 5万円)を贈呈いたします。